神奈川県庁のデータの入ったHDDが、ネットオークションで転売された件についての感想

下記はITmedia NEWSから、要点を抜粋したものです。
神奈川県庁は、富士通リースからレンタルしていたHDDを2019年春に交換した。両者はHDDの処分方法について「データが読み出せないように処分した報告書を作成」とする契約を結んでいた。その後、富士通リースはHDDの処分をブロードリンクに依頼した。
ブロードリンクはほぼ全てのHDDを物理的に破壊処分したが、一部のHDDを従業員が破壊しないまま横領し、ネットオークションで転売していた。
HDDの物理破壊をブロードリンクに依頼したのは富士通リースで、神奈川県庁とブロードリンクの間には直接的な契約はなかったとして、県庁職員は破壊の現場には立ち会わなかった。

[感想]
神奈川県庁のデータの入ったHDDを完全に消去できればいいんです。HDDの物理破壊なんて面倒なことをせずに楽に消せないんですか?
確かにLinuxやWindows にファイル削除コマンドはありますが、HDDのVTOC情報を変更させるだけで、データはHDDに残ったままなので特別なソフトで再生可能です!ファイルはパスワードで守られていたとしても、データを暗号化しないかぎり物理的には読むことが出来ます。
なのでHDDを物理的に破壊することになるんでしょうが、HDDは非常に頑丈に出来ているのでデカイ鉄のハンマーで何回もたたかないとなかなか壊れません。
LinuxやWindowsの標準的なOSにデータの完全消去コマンドが存在していないのは最大の問題です。AI(人工知能)や自動運転などの早期実現が議論されている時代に、HDDのデータを完全消去するために、HDDを物理的に破壊するとはいかにも原始的ですね!私はAI(人工知能)や自動運転などが実現可能な技術か疑問を抱いています。
HDDのデータを消そうとするから大変なので、発想の転換で乱数表からの数字をランダムにHDDのパーティションに全て書き込むソフトさえあれば、それが完全消去コマンドになるのではないでしょうか?

About 管理者

昭和49年日本大学理工学部数学科卒業。さすらいのSEである。卒業ゼミで数学科宇野教授から君は頭はいいが世間知らずだと言われる。「大きいところで尻尾になるより、たとえどんなに小さいところでも頭になれ」と教えられるが、真の意味がわからず日大理工卒業後さすらいの旅に出る。あれからもう40年、最近やっと安住の場所を発見する。
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