サロン・ドートンヌ 2018 感想

待望のサロン・ドートンヌ展 2018 の図録が届きました。図録はかなりのページ数があってずしりとする重みがあり、サロン・ドートンヌ展の権威を象徴しているかのようです。早速開けてみると入選作品の精緻な描写には圧倒されますね!サロン・ドートンヌ展といえば抽象絵画のイメージが私のなかにはありましたが、実際には具象作品も多数入選していて保守的なイメージさえします!しかも入選された方のデッサン力は驚異的でただただ感服してしまいます。抽象的な絵画も多数入選していますが、隠されたものすごいデッサン力が作品からうかがえます。
ただ残念だったのが、私を心から感動させた作品は一枚も見いだせませんでした。私はゴッホやゴーギャンやセザンヌといったポスト印象派(私はアンチ印象派と思いますが?)の作家たちの作品にあつい感動を覚えますが、モネやルノワールなどの印象派の作品にはあまり興味がありません。なぜなら彼らはデッサン力が非常に優れて技巧にこだわりをもっているからです。絵画はもっと自由であるべきです。
ウィレム・デ・クーニングのようなイメージの絵画もありましたが、色彩が濁っているので私は好きになれませんでした。
サロン・ドートンヌの傾向としては、色彩よりデッサンのイメージが強く感じられました。

About 管理者

昭和49年日本大学理工学部数学科卒業。さすらいのSEである。卒業ゼミで数学科宇野教授から君は頭はいいが世間知らずだと言われる。「大きいところで尻尾になるより、たとえどんなに小さいところでも頭になれ」と教えられるが、真の意味がわからず日大理工卒業後さすらいの旅に出る。あれからもう40年、最近やっと安住の場所を発見する。
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