日大アメフト問題

2018/11/13 産経新聞デジタル 日大・内田前監督ら立件見送りへ 警視庁、危険タックル指示なしと判断 から
日本大アメリカンフットボール部の悪質反則問題で、警視庁が、傷害罪で刑事告訴されていた日大の内田正人前監督と井上奨(つとむ)前コーチについて、宮川泰介選手に対し相手を負傷させる危険なタックルをするよう指示した事実は認められないと判断したことが12日、関係者への取材で分かった。宮川選手については、試合の動画解析などから傷害の実行行為を認定し、書類送検する。ただ、関西学院大の被害者側から寛大な処分を求める嘆願書が出ており、地検支部はこうした状況を考慮して最終的な処分を決定するとみられる。日大の第三者委員会と関東学生アメリカンフットボール連盟規律委は宮川選手の証言などを基に、内田氏らによる危険なタックルの指示があったとしていた。
警視庁は捜査1課の殺人事件担当や課内のアメフット経験者、競技場を管轄する調布署員らからなる特別捜査チームを編成。アメフット部の関係者や競技の専門家ら約200人から事情聴取したほか、試合を複数の角度から撮影した動画を解析。記者会見などでの関係者の発言についても裏付け捜査を行った。
 その結果、宮川選手に対し、2人が相手にけがをさせるよう仕向けた言動は確認されなかった。「潰せ」という言葉も「強いタックル」などの意味で一般的に使われており、ルールを逸脱し、相手を負傷させることを意図したものとはいえないと判断した。
宮川選手は記者会見などで「けがをさせるのが目的で、監督やコーチの指示だった」と説明。内田氏らは「反則やけがをさせることを意図した指示はしていない」と否定していた。

2018/11/15 朝日新聞デジタル 日大、内田前監督と争う姿勢 解雇無効求める裁判で から
日本大アメリカンフットボール部の悪質タックル問題をめぐり、同部の内田正人・前監督が懲戒解雇処分の無効などを大学に求めた訴訟の第1回口頭弁論が15日、東京地裁であった。「反則プレーの指示がないのは明らかで、解雇は合理的な理由を欠く」という内田氏側の主張に対し、日大側は請求の棄却を求めた。

2018/11/16 朝日新聞デジタル 再起の道歩む日大アメフト 絶対服従やめ…監督に意見も から
悪質タックル問題で今季公式戦の出場資格停止処分を受けた日本大アメリカンフットボール部が、再起への道を歩み始めている。指導者に絶対服従だった体質を反省し、今は選手がチーム方針を決める。17日、社会人のチームと、処分後初の対外試合となる練習試合を横浜市内で行う。約80人の選手が集まった13日夜のグラウンド。試合に向けて練習の真っ最中だった。タックル問題で部を一時離れた宮川泰介選手(3年)の姿もある。チームは代替わりし、3年生が最上級生に。チームに残った約10人の4年生は練習サポートにあたっている。

感想]
時系列に並べてみると、2018/11/16の朝日新聞デジタル 再起の道歩む日大アメフト 絶対服従やめ…監督に意見も の記事はおかしいですね。
警視庁の捜査から、宮川泰介選手に対し、内田前監督らは、反則やけがをさせることを意図した指示はしていないことが判明しました。宮川選手については、試合の動画解析などから傷害の実行行為を認定し、犯罪として裁かれる可能性もあります。日大アメフト部は決して心穏やかではないはずです。
何故なら、内田前監督らによる、反則やけがをさせることを意図した指示と、宮川選手の無実を確信していたのが警視庁の捜査で完全に覆されたからです。
関学大選手側が傷害容疑で被害届を提出。警視庁が捜査を本格化したのが、5月21日で結論を出したのが、11月13日で約半年の期間をかけて捜査したことになります。
ところが、関東学連が内田前監督ら2人による反則指示を認定。2人の除名処分を決定したのが、5月29日で事件発生の5月6日の1週間後から調査したとしても約2週間の期間で結論を出したことになります。
日大の第三者委員会(他大学出身者ばかりで日大卒はだれもいない)が2人の反則指示を認定したのが、6月29日で設置日の5月31日の1週間後から調査したとしても約3週間の期間で結論を出したことになります。
警視庁が特別捜査チームを編成して、約半年の捜査後に結論を出したのに対して、関東学連や日大の第三者委員会はわずか2~3週間の調査で結論を出したのはあまりにも愚かでした。
警視庁が内田前監督らの事情聴取を行なったという記事が掲載されていましたが、日大の第三者委員会が、内田前監督らの事情聴取を行なったということは確認できていません。
内田前監督らには、動機が見当たりません。誰にでも分かるような反則を指示して、自ら失脚するような損は誰もしないはずです。私でも分かるようなことが、法律の専門家で固めた日大の第三者委員会が何故分からなかったのか大きな疑問です。
日大としては、いつまでも関東学連や日大の第三者委員会が出した誤認にしがみつくのではなく、警視庁が出した判断から冷静に現実的な対応をすべきではないでしょうか。

About 管理者

昭和49年日本大学理工学部数学科卒業。さすらいのSEである。卒業ゼミで数学科宇野教授から君は頭はいいが世間知らずだと言われる。「大きいところで尻尾になるより、たとえどんなに小さいところでも頭になれ」と教えられるが、真の意味がわからず日大理工卒業後さすらいの旅に出る。あれからもう40年、最近やっと安住の場所を発見する。
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