Ubuntu 18.04 LTSをWindows Vistaパソコンに接続したMARSHALに インストール

外付けハードディスクドライブMARSHAL SHELTER(MAL3320EX3-BK)に、Ubuntu の最新OSであるUbuntu 18.04 LTSをインストールした備忘録です。通常は、Ubuntu 18.04 LTSがインストールされたUSBハードディスク(MAL3320EX3-BK)をWindows Vista パソコンに接続して、USBハードディスクに先ず起動させてUbuntuを起動します。サポートが切れてインターネットに接続できないWindows Vista を立ち上げたいときには、Ubuntu 18.04 LTSがインストールされたUSBハードディスク(MAL3320EX3-BK)をWindows Vista パソコンに接続しません。
このWindows Vista パソコンのディスプレイは1280×800ドットで短く、Ubuntu 18.04 LTSのインストラーの「インストールの種類」ページの「ブートローダーをインストールするデバイス」などが指定できない状態になり、インストールができません。なので先ずUbuntu 16.04 LTSをインストールして次にアップグレードで、Ubuntu 18.04 LTSにします。

手順1.Ubuntu 16.04 LTSのダウンロード
まずJapanese Teamが作成しているUbuntu Desktop 日本語 Remix イメージをダウンロードページ(https://ubuntulinux.jp/News/ubuntu1604-ja-remix)からダウンロードします。
Ubuntu 日本語 Remix ISOイメージは(ubuntu-ja-16.04-desktop-amd64.iso)です。
Ubuntu 16.04 から32bit版はダウンロードページには存在していません64bit版だけですので64bit版のOSをインストールできないパソコンはUbuntu 16.04 LTSをインストールできません。

手順2.Ubuntu 16.04のインストールディスクを作成する。
Ubuntu 12.04のようにCD-Rでは容量が足りませんのでインストールディスクにはDVDが必要です。ダウンロードしたISOイメージをDVDに書き込みます。

手順3.DVDにインストールディスクをセットして、DVDに先ず起動がかかるようにします。

手順4.Ubuntu 16.04をハードディスクにインストールする。

01)最初にあがる「インストール」ページの「Ubuntuのインストール」をクリックします。

02)次の「Ubuntuのインストール準備」ページの、「アップデートをダウンロードする」と「サードパーティーソフトウエアをインストールする」もチェックして、「続ける」ボタンをクリックします。

03)次の「インストールの種類」ページでは、インストールされている Windows Vista をインストーラが認識して、選択オプションが下記のように表示されます。
・「UbuntuをWindows Vistaとは別にインストール」
・「ディスクを削除してUbuntuをインストール」
・「それ以外」
MARSHAL SHELTER(MAL3320EX3-BK)にインストールしたいので、「ディスクを削除してUbuntuをインストール」を選択します。

04)次の「ディスクを削除してUbuntuをインストール」ページでは、
ドライブの選択で、MARSHAL SHELTER(MAL3320EX3-BK)を必ず選択して、「拡張パーティショニングツール」をクリックします。

05)次の「インストールの種類」の詳細ページでは、パソコンに接続されているハードディスク(sda,sdb )とパーティション(sda1,sda2,sda3,sda4 )が表示されるので(MARSHAL SHELTER(MAL3320EX3-BK)はsdbとして認識されていました)、/dev/sdb を選択して、「新しいパーティションテーブル・・・」をクリックすると「新しいパーティションテーブルを追加しますか?」ページの「続ける」をクリックしてください。

06)「インストールの種類」の詳細ページに戻って、「+」ボタンがクリックできるようになるので、クリックします。

07)次の「パーティションの作成」ページでは、Ubuntu インストール領域を確保します。
・「パーティションタイプ:」 基本パーティションにチェック
・「サイズ:」310000MB (MARSHAL SHELTER(MAL3320EX3-BK)でのサイズの実例です)
・「新しいパーティションの場所:」先頭にチェック
・「利用方法:」ext4ジャーナリングファイルシステム
・「マウスポイント:」 / を選択して「OK」ボタンをクリックします。

08)「インストールの種類」の詳細ページに戻って、「+」ボタンをクリックします。

09)次の「パーティションの作成」ページでは、スワップ領域を確保します。
・「パーティションタイプ:」 基本パーティションにチェック
・「サイズ:」8000MB (MARSHAL SHELTER(MAL3320EX3-BK)でのサイズの実例です)
・「新しいパーティションの場所:」先頭にチェツク
・「利用方法:」スワップ領域を選択して「OK」ボタンをクリックします。

10)「インストールの種類」の詳細ページの「ブートローダをインストールするデバイス:」では必ずMARSHAL SHELTER(MAL3320EX3-BK)を選択して下さい。
ここで Windows Vista がインストールされているデバイスを選択すると、MBRがNTLoaderからGrubに書き換えられてしまいマルチブートになってUbuntuか Windows Vista を起動するかを選択するGrub画面が Windows Vista起動時にも表示されて不便です。さらにUbuntuのインストールされたハードディスクをパソコンに接続させていないとGrubの起動エラーとなり Windows Vistaも起動しなくなります。

11)「インストールの種類」の詳細ページに戻って、「インストール」ボタンをクリックします。

手順5.エラーが発生する。
「インストールの種類」の詳細ページの「インストール」ボタンをクリックすると下記のエラーメッセージが表示される。
「/に割り当てられているパーティション /dev/sdb1 は、このディスクの最小アライメントから3584バイトのオフセットから始まっており、極めて低い性能になってしまいます。
このパーティションをフォーマットしょうとしていますが、パーティションを再編成することでこの問題を今すぐ修正すべきです(後から変更するのは困難です。)これを行うには、メインパーティショニングメニューに戻りパーティションを削除して、同じ設定の同じ位置から再作成してください。これで、パーティションがこのディスクに最適な場所から始まるようになります」

要するにパーティション /dev/sdb1 をフォーマットすることが出来ないので、Ubuntu 16.04 LTS をインストールすることができません。Ubuntu 16.04 LTS のインストーラのバグなのか、 MARSHAL SHELTER(MAL3320EX3-BK)がNTFS以外でフォーマットさせないようにプロテクトしているのか不明ですが、何とかしなければこのままではインストールできません。

手順6.回避対策を実施する
エラーメッセージの内容から推察すると、パーティショニングがうまくいかないようなので、最初の「インストール」ページまで戻って「Ubuntuを試す」をクリックして、DVDから直接Ubuntuを起動させます。
ディスク管理プログラムである「ディスク」を起動して、/dev/sdb をパーティショニング(/dev/sdb1を310GB , /dev/sdb2を8GB)して、上記の手順4からやり直したところ、フォーマットも問題なくスムーズにインストールが完了しました。
/dev/sdb をパーティショニング(/dev/sdb1を310GB , /dev/sdb2を8GB パーティションタイプをext4でアンマウント)して、上記の手順4からやり直しますが、「インストールの種類」の「新しいパーティションテーブル・・・」をクリックする必要はありません。パーティショニングが既に済んでいるので「パーティションの変更」で、「初期化する:」や「利用方法:」や「マウスポイント:」などを変更して「OK」ボタンをクリックすると、フォーマットも問題なくスムーズにインストールが完了しました。

手順7.Ubuntu 16.04 LTSをUbuntu 18.04 LTSにアップグレードしますが、Ubuntu 16.04 LTSのインストール後の再立上げで、先ずUbuntu 16.04 LTSのバージョンを上げてから、Ubuntu 18.04 LTSにアップグレードします。

手順8.Google Chrome や Virtual Box や VMWARE などを必要に応じてインストールする。 Google Chrome(google-chrome-stable_current_amd64.deb)やVirtualbox(virtualbox-5.2_5.2.18-124319~Ubuntu~bionic_amd64.deb)をダウンロードしてダブルクリックするとUbuntuソフトウエアからインストールできます。VMWARE(VMware-Player-14.1.3-9474260.x86_64.bundle)をダウンロードして、端末から下記コマンドを入力してインストールします(ファイル名は現在(2018/09/25)で最新のものを表示しています)。
$ cd ダウンロード
$ sudo sh VMware-Player-14.1.3-9474260.x86_64.bundle

[考察]
MARSHAL SHELTER(MAL3320EX3)は、USB3.0対応、サポートOSはWindows8.1/Windows8/Windows7/Vista、NTFSでフォーマットされて出荷されています。Linuxの動作については何の保障もありませんので、Ubuntu 18.04 LTS がインストールできなかったとしても文句は言えませんが、サポートOSがWindowsだけでなくMac OS X(BUFFALOやIODATAはサポートOSです) も欲しいところです。Mac OS XはUNIX準拠で、LinuxはUNIX互換ですから!
上記は私のパソコン環境でのインストールを記述したもので、自分のパソコン環境に合わせたインストールが必要となります。
このインストール方法だと、Windowsを潰してしまう可能性がある(サポートの切れたWindows Vistaなら潰してもいいかも?)のでiTプロや同等のスキルを持っておられる方を対象として記述したものです。iT素人の方にはおすすめしていません。

[2018/10/09 追記]
16.04 LTSからのアップグレードを行った場合には日本語入力ができない。なので必要なパッケージである「ibus-mozc」をインストールする。

1.「設定」の「地域と言語」を開き、「⁠インストールされている言語の管理」をクリック。
2.「言語サポートが完全にはインストールされていません」というダイアログの「⁠インストール」をクリックして、インストールする。

3.インストール完了後、「⁠設定」の「地域と言語」を開いて「入力ソース」のところにある「+」をクリック)⁠。
4.「⁠入力ソースの追加」というダイアログが表示されるので「日本語」をクリック⁠。「⁠日本語 (Mozc)」があるのでこれを選択して右上の「追加」をクリック⁠。
5.画面右上の、「ja」をクリックして「日本語 (Mozc)」を選択。

About 管理者

昭和49年日本大学理工学部数学科卒業。さすらいのSEである。卒業ゼミで数学科宇野教授から君は頭はいいが世間知らずだと言われる。「大きいところで尻尾になるより、たとえどんなに小さいところでも頭になれ」と教えられるが、真の意味がわからず日大理工卒業後さすらいの旅に出る。あれからもう40年、最近やっと安住の場所を発見する。
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