ららら♪クラシック「武満徹の“ノヴェンバー・ステップス”」

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50年前、オーケストラと日本の楽器(尺八・琵琶)を合わせた珍しい協奏曲「ノヴェンバー・ステップス」が誕生した。アメリカで最も歴史あるオーケストラによって初演され「人間の生命の音楽だ」と喝采を浴びたこの曲。作曲者・武満徹は、完成までに西洋と日本の文化・感覚の差異に苦悩した。そして盟友・小澤征爾と向かったニューヨークの舞台。日本の音楽の未来が掛かった闘いが始まった。【ゲスト】青島広志(作曲家)

「オーケストラに対し日本の伝統楽器を自然にブレンドすることが、作曲家の技法であってはならない」と語った武満。スタジオでは楽譜を題材に作曲家・青島広志が解説。西洋音楽では排除される“雑音(ノイズ)”に注目し、武満徹が目指した曲の本質を垣間見る。そこから浮かびあがるのは、日本の伝統楽器そのものが持つ魅力を損なうことなく、オーケストラを伴奏・背景として描いたということ。琵琶・尺八の生演奏も交えて、武満が求めた音色を紹介する。

ゲストの青島広志(作曲家)さんは、「音楽の大きな歴史から見ると、モーツアルト、ベートーベン、ドビュッシーに次ぐ、四大巨匠の1人だと思います」と述べています。

またららら♪クラシック 「オレの選んだベスト3」の「オレがグツときた偉人たち」では、番組で紹介してきた作曲家・演奏家から、高橋克典さんの心に残った3人をご紹介。
第1位) 作曲家・武満徹
第2位) ピアニスト・リヒテル
第3位) 作曲家・ベートーベン
と述べています。

ベートーベンと比較されるような凄い作曲家ならば、私もこの曲を最後まで聴いてみたい!名演といわれるハイテインク指揮 ロイヤルコンセルトヘボウ管弦楽団の演奏で聴いた感想です。

「なにしろ最後まで聴くのが非常に苦痛だった。メロディーらしきものが全くないので、どこに感動していいのか分かりません。聴き終わってもう二度と聴きたくない」というのが、私の率直な感想です。
ニューヨーク・フィルの初演も、尺八や琵琶という楽器の音色をアメリカ人はあまり聴いたことがないのでそこに感動したのではないか?
私が理解出来ないだけなのかもしれませんが、あえて理解すると、これは音楽というより、和楽器や西洋のオーケストラを使った音の多様な響きを追求した作品ではないかと考えられます。ですから音楽を聴こうという通常の感覚だと理解できません。でも私は音楽を聴いて楽しくなりたい人なので、これはパスします。

世界に和楽器の素晴らしさを初めて紹介した音楽家は、盲目の作曲家宮城道雄です。代表作「春の海」は琴と尺八で演奏される日本の穏やかな春の海を表現した美しい名曲です。国内のレコード売上枚数300万枚で世界各地でレコード化され60年以上も長ロングセラーを続けています。
作曲家宮城道雄は、西洋楽器との合奏にも積極的に取り組み、ルネ・シュメール(ヴァイオリン)と「春の海」を共演してこの曲を世界的なヒット曲にしています。

しかし、「 ノヴェンバー・ステップス」が、CDやレコード売上枚数300万枚を記録したなんて聞いたことがありませんし、そもそもCDの録音が、小澤征爾・若杉弘・ハイティンクなど少数の指揮者の演奏しか確認できませんでした。しかしドビュッシーの交響詩「海」のCDは、カラヤン・ミユンシュ・トスカニーニ・チェリビダッケ・マルテノンなど20世紀を代表する巨匠の演奏が並んでいます。
ポップスでは、CDやレコードの売上枚数で曲が評価されますが、CDやレコードの売上枚数で考えると「 ノヴェンバー・ステップス」が本当に世界的に知られた名曲なんでしょうか?
なので、モーツアルト、ベートーベン、ドビュッシーなどと武満徹を並べるのは愚かではないか?

下記は作曲家宮城道雄が残した和楽器と管弦楽による協奏曲ですが、私も聴いたことがないので、是非LPレコードなどで販売して頂きたいですね!
神仙調協奏曲(箏と管弦楽、菅原明朗と合作)
壱越調協奏曲(箏と管弦楽、オーケストレーション:下総皖一)
祝典箏協奏曲(箏と十七絃・尺八・フルート・胡弓・打物、管弦楽伴奏版のオーケストレーションは服部正)
箏協奏曲「盤渉調」(箏と管弦楽、オーケストレーション:松平頼則)

About 管理者

昭和49年日本大学理工学部数学科卒業。さすらいのSEである。卒業ゼミで数学科宇野教授から君は頭はいいが世間知らずだと言われる。「大きいところで尻尾になるより、たとえどんなに小さいところでも頭になれ」と教えられるが、真の意味がわからず日大理工卒業後さすらいの旅に出る。あれからもう40年、最近やっと安住の場所を発見する。
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