サイエンスZERO「ロボットが物流を変える! 完全自動化への挑戦」

NHK Eテレ サイエンスZERO「ロボットが物流を変える! 完全自動化への挑戦」で紹介されたようにロボットは、確実に人間の仕事を奪っています。
宅配便の仕分けやネット通販でのピッキング作業が、高性能なロボットに置き換わりつつあります!

ただし番組ではこれらの技術をAIと表現していましたが、あくまで進化した産業ロボットであると、私は考えています。
カメラを使って最新の画像認識技術で荷物の位置や形状を自動的に判断して荷物を場所から場所へピッキング(移動)しているだけで、反復的で明確なルールに基づいています。

番組では、ある企業の最高経営責任者の方が、「物流というのはものづくりではないので フロー(決められた動作)の繰り返しなんですよね 究極は人が介在する必要がないものだと思っていまして どこまで無人化され物流環境を築きあげられるのか 我々の目指しているところです」と述べていました。
また、ある企業の最高技術責任者は、「モーションプランニングは確実性を追求した新AIの技術です 世の中に必要とされる物流のピッキングを含めてさまざまな置き方 取り方があって どういう選択肢をとれば 一番早く かつ安定的に動くのか 選択肢 すごい膨大なんです その膨大な選択肢を数秒以内で全部計算しているんですよ 魔法みたいに」と述べていました。

上記の文章には「決められた動作の繰り返し」とか「膨大な選択肢を全部計算している」など非AI的な言葉が並んでいますね!なので私は産業ロボットに最新の画像認識技術を取り入れたものと感じています(画像認識技術そのものはAIではありませんから)。
AIは、人間が与えた特定のルールに従って計算や反復作業をこなすのではなく、作業の実行や観察を通して新たなルールを発見して、人間と同じような主観的な判断ができなければなりません。

人工知能ロボット(AI)と産業ロボットの明らかな違いは人工知能ロボットには人間のように思考があることですが、現状では「人間の言葉」「人間の書いた文字」「人間の顔」などをロボツトはまだ正確に認識できません。

About 管理者

昭和49年日本大学理工学部数学科卒業。さすらいのSEである。卒業ゼミで数学科宇野教授から君は頭はいいが世間知らずだと言われる。「大きいところで尻尾になるより、たとえどんなに小さいところでも頭になれ」と教えられるが、真の意味がわからず日大理工卒業後さすらいの旅に出る。あれからもう40年、最近やっと安住の場所を発見する。
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