芸術か、わいせつか論議 NY、バルテュスの少女画

産経ニュースによると「米ニューヨークのメトロポリタン美術館に展示されている著名画家、故バルテュス氏による少女の下着が見える構図の絵画が芸術か、わいせつかを巡り論議を呼んでいる。いかがわしいとして撤去を求める署名活動が進むが、美術館は表現の自由を理由に拒否している。」

ウィキペディアによると「ピカソから「二十世紀最後の巨匠」と称えられる。ほとんど独学で絵を描いたバルテュスは、ルーヴル美術館で古典絵画の巨匠たちの作品を模写したが、なかでもピエロ・デラ・フランチェスカの影響が大きいとされる。」

バルテュスの絵は、確かに色彩や描き方など雰囲気がピエロ・デラ・フランチェスカの絵に似てますね。デッサンが旨いだけで、そう考えるとあまり個性的な絵とは感じなくなりますね!

そこで登場するのが、目を閉じて椅子に座る少女が片膝を上げてスカートの中の下着が見える姿勢を取っている「夢見るテレーズ 」という絵です。この絵が芸術か、わいせつかを巡り論議を呼んでいます。
もしバルテュスが、片膝を上げずスカートの中の下着が見えない姿勢を取っている「夢見るテレーズ 」を描いたらどうでしょうか?デッサンが旨いだけの 平凡な絵で、バルテュスは今日の名声を手にいれることはできなかったのではないでしょうか?「夢見るテレーズ 」は少女が片膝を上げているポーズが斬新で大胆、メトロポリタン美術館が表現の自由を理由に撤去を拒否している理由も分かりますね(芸術ジャンルとしてのエロティシズムがあるなら、芸術ジャンルとしてのフェティシズムがあってもいいのではないかというおおらかな考え方)!

「夢見るテレーズ 」はこれから初潮が訪れる少女の下着を緻密に描いて匂うばかりに強烈にエロティックで、美術館が誇らしげにこのような絵を展示しているのは不快だとして撤去するか説明文を添えるよう要求しているのも分かりますね!

芸術作品の真の評価は作者の死後50年待たなければならないと思っていますが、 ピカソから「二十世紀最後の巨匠」と称えられるだけあって、もの凄い画家ではあるんですね!!!

About 管理者

昭和49年日本大学理工学部数学科卒業。さすらいのSEである。卒業ゼミで数学科宇野教授から君は頭はいいが世間知らずだと言われる。「大きいところで尻尾になるより、たとえどんなに小さいところでも頭になれ」と教えられるが、真の意味がわからず日大理工卒業後さすらいの旅に出る。あれからもう40年、最近やっと安住の場所を発見する。
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