アウディ 自動運転 A8 感想

BSジャパン(日経プラス10)から

中央分離帯がある高速道路を時速60Km以下で走行している場合に手放し運転が可能となる。
しかも世界初のレベル3で事故責任をメーカーが負うことになっている。
このレベル3とは条件付きの自動運転で緊急時をのぞき運転を車に負かせるというものですが、レベル3の自動運転が法整備されている国は、ドイツとアメリカのフロリダ州となっている。

Car Watchホームページ(レベル3自動運転を実現した新型アウディ「A8」について自動運転開発責任者 アレハンドロ・ヴコティヒ氏に聞く)2017年7月28日 13:46から

レベル3自動運転を実現する機能は「アウディ AI トラフィックジャムパイロット」として搭載されており、高速道路の同一車線において60km/h以下の場合に自動運転を実現するものだ。この自動運転とは、いわゆるハンズオフ(ステアリングから手を放しても走行可能)レベルのものを提供し、高速道路の渋滞時に運転以外のことができるようになる。ただし、法律面での整備はドイツにおいてもこれからのため、発売当初はこの機能は有効になっておらず、該当国の法整備の状況によって機能を有効にしていく。

ヴコティヒ氏:このトラフィックジャムパイロットはハイウェイの渋滞時における機能です。もし万が一自動運転を続けられず、ドライバーに運転を戻せなかった場合でもレーンに停車できるよう60km/hに設定しています。

ヴコティヒ氏:新型A8では、現在走行しているレーンに止まるという機能を持っています。これ以上自動運転ができない状況になったら、まずドライバーに運転を戻そうとしてドライバーに警告します(編集部注:レベル3自動運転では、制限状態の自動運転をシステムが担うとされているため、このような動作になる)。この警告というのは音と振動で伝えます。それでもドライバーがマニュアル運転に戻さない(運転を引き受けない)場合、今走っているレーンにハザードランプを点灯して止まります。

ヴコティヒ氏:このシステムはドイツにおいてもまだ認証されていません。申請はしましたが、ドイツにおいても最終的に認証されるまでもう少し時間がかかりそうです。
また、(データレコーダなどの)ブラックボックスをクルマに搭載しているので、万が一の事故が起きたときにクルマを運転していたのはドライバーなのかシステムなのかといったことは調べられるようになっています。

[私の感想]
日経プラス10とCar Watchホームページでは、受けるイメージがちがいますね!日経プラス10ではレベル3の法整備はドイツでは済んだようなイメージですが、CarWatchではドイツでも法整備はまだまだこれからのようなイメージですが、新型アウディ「A8」の自動運転開発責任者が言うことのほうが正しいでしょうね!日本のマスコミには困ったものですね!
私の経験では、高速道路を時速60Km以下で走行しているのは、帰省ラッシュや前方での事故などで渋滞になったときのノロノロ運転で、だいたい時速10Km以下でしょうか?
確かにメーカーが想定しているのは渋滞中の高速道路における自動運転です。時速10Km以下の自動運転では、あまり有難くありませんね!

しかし、高速道路が渋滞中ではない時に、このアウディの自動運転を使用したらどうなるでしょうか?ドイツの高速道路(アウトバーン)は速度無制限が基本のようです。アウディの自動運転車で時速55Kmで走行しても、周りの車が時速200Km以上のスピードで走行していても別に珍しくありません。時速200Km以上で後ろから走行してくる車の自動認識(センサーや映像認識など)は正確に行なえるのでしょうか?後続車がスピードを落とさない場合もありますから(車線を変更してくれると思い込みスピードを落とさない)、自動認識が正確に行なえないと後続車との衝突を避けるために、ドライバーに運転を戻そうとしてドライバーに警告するかどうかの正確な判断が出来ません。このように人間が運転していれば避けられるような事故が、自動運転では避けられなかった場合、過失責任は、車(メーカー)にあるのか、後続の車の運転車にあるかどうかの判断は難しいですね!
ただしヴコティヒ氏の発言から考察すると、高速道路の渋滞時(時速10Km以下になる)だけに適用されるレベル3の自動運転のようですね!
自動認識技術(センサーや映像認識)の精度がなかなか向上しないのに、自動運転だけがマスコミに踊らされています。

About 管理者

昭和49年日本大学理工学部数学科卒業。さすらいのSEである。卒業ゼミで数学科宇野教授から君は頭はいいが世間知らずだと言われる。「大きいところで尻尾になるより、たとえどんなに小さいところでも頭になれ」と教えられるが、真の意味がわからず日大理工卒業後さすらいの旅に出る。あれからもう40年、最近やっと安住の場所を発見する。
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