「乗客は何人?」7歳向けの “算数の問題” に混乱する大人続出

下記はMSNニュースから 「乗客は何人?」7歳向けの “算数の問題” に混乱する大人続出 を記述したものです。

世の中には「よく分からない問題」が存在する。例えば今、ネット上を騒がせている問題などがそうだ。パッと見は簡単。でも、正解を聞くと……「ええ? それ、本当に正解なの?」と多くの人が混乱してしまう問題だ。
しかも話題になっている問題は、小学1〜2年生用なのだとか。一体どんな内容で、人々は何に混乱しているのだろう?
・イギリスの7歳の子供の宿題
イギリス人のルイーズ・ブロックスハムさんが、Twitter 上で公開したこの問題。なんでも彼女の7歳の息子の宿題が “信じられないくらいに難しい” というのだ。まずは、以下の問題を見てみよう。
「電車に何人か乗っています。最初の駅で19人が降りました。そして17人が乗ってきました。今、電車には63人います。では最初から電車に乗っていたのは何人でしょうか?」
・回答は「65」?
ふーむ、7歳の子供たちにとって、簡単か難しいかは分からない。けれどもゆっくり考えれば、分かりそう。お恥ずかしながら、私(筆者)は算数・数学が大変苦手なので、この問題を紹介した海外サイト『Metro』と『Indy100』が出した回答を参考にしたい。
X − 19 + 17 = 63
X − 2 = 63
X = 65
ということで答えは……65人になりそう。ふむふむ、なるほどね。でも、話はそう簡単には終わらない。
・でも……「46」が本当の回答!?
ブロックスハムさんも、65が答えだと思ったそう。だが、違ったのだ。彼女いわく、回答には他の数字が書かれていたというのである。それは……46! もう一度言う、「46人」が答えだったのだ!!
・なんとか答えを「46」にしようとする人々が現れる
これには Twitter ユーザーも、海外メディアもビックリ。どう考えても「65」だと思うんだけど……。しかし答えは答え。ということで、どうすれば答えが「46」になるか考る人々も現れることに。
「最初、電車には誰も乗っていなかった。そこに65人が乗ってきて、19人が降りた。だから答えは46人」「 “乗客” とは書かれていないから、運転手さんなどの数も関係するのでは」などの声が聞かれている。うーーーーん、どうだろう。
・「“最初から乗っていた乗客” の数なのでは」との説が有力か?
なかには説得力のあるコメントも見かけられた。例えば次のものがそうだ。
「この問題は、“最初から電車に乗っていた乗客” の数を問うている。つまり “後から乗ってきた乗客 = 17人” を取りのぞかなければならない。 63 − 17 = 46 となるのでは?」
「今いる乗客のうち、最初から電車に乗っていたのは何人?……と質問されれば、すぐに分かるはずだ」
お? そうなのか? とはいえ正式な解説は公開されていないらしいので、これもただの臆測にすぎない。さて、あなたには46になる理由が分かるだろうか?

[私の感想]
「電車に何人か乗っています。最初の駅で19人が降りました。そして17人が乗ってきました。今、電車には63人います。では最初から電車に乗っていたのは何人でしょうか?」という問題です。
この問題の「最初の駅」の定義が非常に曖昧ですが、2つのパターンが考えられます。 1.始発駅 2.始発駅を発車して最初に停車した駅 の2つです。

1.の場合は 63 − 17 = 46 で46人となります(電車がまだ発車していない始発駅で19人が電車を降りたのは乗り間違いで降りたのかもしれません。よくあることですね!)。
2.の場合は、[X − 19 + 17 = 63][X − 2 = 63][X = 65] で65人になります。

1.の場合の46人が正解なので、この問題をもっと分かりやすくすると、「始発駅で電車に既に乗っていた19人の若い男女のグループが乗り間違いで降りてしまいました。電車は定刻に始発駅を発車しましたが、最初に停車した駅で17人が乗ってきました。今、電車には63人います。では始発駅から電車が発車した時に乗っていた人は何人でしょうか?」問題には「電車に何人か乗っています」と書かれているだけで、発車しているかどうかが不明確なのでこのような表現も許される訳です。

これはiTのソフトウエア開発でもよく発生する出来事ですね!読む人によって全く違った判断をしてしまうような曖昧な文章を書くエンジニアが沢山います。プログラマーはこのエンジニアの書いた仕様書を見てプログラミングしますが、バグの発見が納期後に発見されるという最悪のパターンになる可能性もあります。
日本のiT・ソフトウエア業界では、昔からコンピュータ・プログラミングが単純作業にすぎないと言われてきました。しかし正確なプログラミングは現在でもかなり困難な課題と考えられます。
コンピュータ・プログラミングを単純作業と考えたことが、日本のiT・ソフトウエア業界が、低迷してしまった最大の原因と考えられます。

About 管理者

昭和49年日本大学理工学部数学科卒業。さすらいのSEである。卒業ゼミで数学科宇野教授から君は頭はいいが世間知らずだと言われる。「大きいところで尻尾になるより、たとえどんなに小さいところでも頭になれ」と教えられるが、真の意味がわからず日大理工卒業後さすらいの旅に出る。あれからもう40年、最近やっと安住の場所を発見する。
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