巨大化した「詐欺的」IT業界が、国民の生命や社会・経済を破壊する危険が現実味

msnニュースから「巨大化した「詐欺的」IT業界が、国民の生命や社会・経済を破壊する危険が現実味」を紹介しています。

先月から今月にかけ、大手国内航空会社の日本航空や全日空のシステム障害が発生し、多くの利用客に影響が及んだが、大規模なITシステムの開発では、受託型IT/ソフトウェア開発業(以下、受託型IT業)のひどい体たらくが指摘される。ユーザーの要望を理解しようとしない、仕様書が読めない、言われたことしか(言われたことも)しない、技術力がない、モラルが低い、向上心がない、頭数(人の派遣)で儲けている等々。同業界がこの国の社会・経済をおかしくしないために、建築基準法並みのルールと厳格なチェックが必要ではないか。このままIoT(Internet of Things)時代に突入するのは危険すぎる。

●出口なきIT業界ダメ論のループ
●「名ばかり」エンジニアが増えた
●IoTは生命のリスクにかかわる
●建築基準法並みのルールを

「建築基準法並みのルール」ですべてが解決することはないが、基準があればこそ、それを達成するための工法や技法が登場し、説明責任を果たすことができる。「規制のない自由さ」を是としながら共同無責任の体質を形成してきたのは、60代以上のオールド(レガシー)ITエンジニアではないか。
この国の社会・経済の安全・安心を守っていくには、受託型IT業の契約や作業指示と作業内容を照合できるエビデンス、建築基準法並みの品質・安全基準とルール、公共調達における標準価額などを、いまこそ業界自らが率先して本気で検討すべきだ。
(文=佃均/ITジャーナリスト)

[私の感想]
ITジャーナリストの佃均さんが書かれた文章ですが、分かりにくいので辟易しました。「出口なきIT業界ダメ論のループ」から「建築基準法並みのルールを」まで詳細が説明されていますが、簡潔ではないので省略します。要は4つのタイトルが言いたいことのようです。
上記の文章を読んで最初に感じたのは、ITジャーナリストの佃均さんはシステム開発プロジェクトに参加された経験があるのだろうかということです?例え建築基準法並みのルールをつくったところで、ユーザーの要望を理解しようとしない、仕様書が読めない、言われたことしか(言われたことも)しない、技術力がない、モラルが低い、向上心がない、などのエンジニア(エンジニアと言えるだろうか?)に複雑なルールが理解できるはずがなく「絵に描いた餅」で実際には食えませんよ。
システム開発プロジェクトに参加したこともなく、IT業界の過酷な現場に詳しくない方が、想像で批評した意見が罷り通ることがこの国のIT業界の問題だということを改めて痛感しました。
受託型IT/ソフトウェア開発業と言われても、100名を超えるような大型プロジェクトでの実態は、客先の事務所で仕事をする派遣ですからね!それにシステム開発プロジェクトにおいて丸投げはユーザーはしませんね。必ず最低でも進捗状況などのチェツクを入れてきます(自社事務所で開発した10名程度の請負の小型プロジェクトでもそうでしたから)。

私の経験では、IT企業の場合ITエンジニアを高度な技術を持つ技術者として評価するより会社の派遣要因の一人として認識します!
派遣先企業に自社の派遣社員を派遣するだけのIT企業の場合、その会社自体にはIT技術やソフトウエア開発技術は蓄積されていません。
ですからIT企業の管理職の方は、IT技術やソフトウエア開発に関して素人の方がおおいですね!しかも自分ではそれを認識していないので、ソフトウェア開発を誰にでもできる単純なものと思い込み「できる人は沢山います。あなただけではありません。」ということをよく言います!IT企業求人の経験不問・学歴不問がよくそれを表現しています。
但し年齢不問はほとんど見かけません。IT企業は特に年齢制限にはきびしく以前からITエンジニア35歳定年説があります(過去の経験は、新しい技術には通用しないといった考え方です)。

「共同無責任の体質を形成してきたのは、60代以上のオールド(レガシー)ITエンジニアではないか」と60代以上のITエンジニアを批判していますが、実際は経験年数が増えると時給が高くなるため開発に携わることができなくなり、管理職に上がれなければIT業界に残ることができません(2008年の情報処理推進機構による調査によると40歳代以上は5割を超える人がIT業界から離れてしまう)。

要するに新卒や中途採用において、就業先としてIT業界を選択しなくなる、またIT業界からの離職が増加する「IT業界離れ」が起こりこの業界に優秀な人材が集まらなくなっています。日本のIT業界は近未来には産業崩壊も論評されています。

注意:上記のIT企業は、あくまでIT業界40年以上の私の経験を述べたものです。私は全てのIT企業の実力は知りません。

[2018/09/09 追記]
私は、IT業界は実力主義とは感じていません。何故ならば以前から個人を評価したり、個人の実績として残さない業界の体質があります。あくまでチームプレー至上主義なので個性的な人間は、なかなか評価されず、優秀な人材が集まりません。そんななかでAi(人工知能)の開発に、IT業界は乗り出すようですが、成功するでしょうか?5年後には、医者や弁護士や銀行員の職種を奪う可能性があると報じられていますが?受験偏差値が非常に高い大学の出身者である医者や弁護士や銀行員になれる人は、IT業界には行かないと思いますが、そのIT業界が医者や弁護士や銀行員を超える人工知能を開発できるでしょうか?

About 管理者

昭和49年日本大学理工学部数学科卒業。さすらいのSEである。卒業ゼミで数学科宇野教授から君は頭はいいが世間知らずだと言われる。「大きいところで尻尾になるより、たとえどんなに小さいところでも頭になれ」と教えられるが、真の意味がわからず日大理工卒業後さすらいの旅に出る。あれからもう40年、最近やっと安住の場所を発見する。
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