鳥人間コンテスト2015 感想

鳥人間コンテスト2015人力プロペラ機ディスタンス部門の感想です。
2015年鳥人間コンテストは東北大学Windnautsの圧勝で終わりました。
番組では、日本大学理工学部航空研究会とのライバル対決を強調していましたけど、東北大学の飛行距離35kmと日大理工の飛行距離22Kmとではおよそ13Kmも差があります。
2005年鳥人間コンテストでは、日大理工が人力プロペラ機部門で優勝していますが、22Kmと2015年鳥人間コンテストの飛行距離と同じなので、東北大学が非常に強かったということです。
2005年鳥人間コンテストでは、東北大学Windnautsは140mしか飛行していませんので、この10年間でものすごくレベルアップしたことを悔しいけど認めざるを得ませんね!日大理工航空研究会は現状維持だったということです。
ただ2015年鳥人間コンテストでは、機体の優劣よりも、パイロットの体力の差を極端に感じました。東北大学Windnautsは体力の優れた(東北大学の学生なのでもちろん頭脳も優れた)パイロットを東北大学全体から探せますが、日大は理工学部航空宇宙工学科の学生を主体としたメンバーですからね(40年以上前のわたしが学生の時から日本大学理工学部の学生ならば航空研究会に参加できました。駿河台校舎に航空研究会の団員募集を兼ねて木村秀政先生や堀越二郎先生の飛行機製作に関する講演会のポスターがありましたからね)!
東北大学には、スポーツ系学部はありませんが、東北大学の公認する学問以外の自発的な活動のための全学的組織である学友会体育部があります。東北大学学友会トライアスロン部などは全国レベルの大会において多くの優れた戦績をおさめています。
2003年鳥人間コンテストでは誰もが予想だにしなかった琵琶湖大橋到達を目指して日本大学の平綿甲斐氏がフライトを続け、余力を残しながら審判員の指示で大橋手前で着水、34Kmという前人未踏の大記録を打ち立てています。
2005年鳥人間コンテストは折り返しフライトをルール化して2年目にあたるが、遂にこの折り返しフライトを成功させた田中丸真輔氏が駆動系のアクシデントに見舞われながらも22Kmで2連覇を果たしています。
折り返しフライトをルール化したのが日大ならば、折り返しフライトを成功させたのも日大なので、体力勝負となっても、日大理工航空研究会は頑張ってほしいいですね!
東北大学が「凄すぎる」と言えば確かに間違いではありませんが!

下記は、鳥人間コンテスト2015の優勝と準優勝です。
・人力プロペラ機タイムトライアル部門 優勝(大阪府立大学 堺・風車の会) 準優勝(筑波大学 つくば鳥人間の会)
・滑空機部門 優勝(九州大学鳥人間チーム) 準優勝(首都大学東京 MaPPL)
・人力プロペラ機ディスタンス部門 優勝(東北大学 Windnauts) 準優勝(日本大学理工学部航空研究会)
受験偏差値の高い旧帝大と言われる国立大学や東京や大阪の名門公立大学で占めていますが、私立では唯一日大理工が入っています。受験生の皆さんは受験偏差値だけで大学の実力を判断するのではなく、鳥人間コンテストも大学の実力を客観的に判断するデータなので注目してほしいですね!

About 管理者

昭和49年日本大学理工学部数学科卒業。さすらいのSEである。卒業ゼミで数学科宇野教授から君は頭はいいが世間知らずだと言われる。「大きいところで尻尾になるより、たとえどんなに小さいところでも頭になれ」と教えられるが、真の意味がわからず日大理工卒業後さすらいの旅に出る。あれからもう40年、最近やっと安住の場所を発見する。
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