美の巨人たち「葛飾北斎 美人愛猫図」

BS-JAPAN 美の巨人たち「葛飾北斎 美人愛猫図(びじんあいびょうず)」の感想です。
美人愛猫図は肉筆画(絹本着色)で木版画ではありませんので、大小の着物の線が非常に美しく感じられます。この大小の美しい線によって、ずり落ちそうな着物や女性のふところから飛び出しそうな猫など、喜多川歌麿などの静止した美人画とは違い、動きを表現しています。
ふところに入れた可愛らしくない猫をあえて描くことによって、この女性の美しさが際立っています(ディズニー映画の美女と野獣のように)。また醜い猫に向けられた視線から、女性の憐れみや優しさなど内面的な美しさが巧みに表現されています。女性のふところで温まって満足した猫の表情からは、日本女性の美しい肌や乳房の温かさや柔らかさが伝わりますね!
「葛飾北斎 美人愛猫図」はこの番組で初めて知って感激したので、投稿しました。
「ダヴィンチのモナリザ」から母性を強く感じますが、「葛飾北斎の美人愛猫図」からも負けないような母性を感じます。
世界の偉人ベスト100に日本人で唯一葛飾北斎が入ったそうですが、美人愛猫図が大きく影響したのかもしれませんね(モナリザに劣らない女性の美を表現できた画家として)?
しかし残念ながらこの絵は日本国内にはなく、シカゴ ウェストンコレクションの所有です(現在は里帰りして大阪市立美術館に展示してあるそうです)。外国の方(欧米)は、真に価値あるものを評価する能力に非常に長けていますね!

番組での説明とはかなり違っていますが、あくまでも私の個人的な感想を述べたもので、番組の説明を否定しているわけではありません。

About 管理者

昭和49年日本大学理工学部数学科卒業。さすらいのSEである。卒業ゼミで数学科宇野教授から君は頭はいいが世間知らずだと言われる。「大きいところで尻尾になるより、たとえどんなに小さいところでも頭になれ」と教えられるが、真の意味がわからず日大理工卒業後さすらいの旅に出る。あれからもう40年、最近やっと安住の場所を発見する。
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